「事件は現場で起きている!複雑難解なインド法規制の実態に迫る - 製造業者が工場完成までに直面する経理実務の実態を理解する」」vol.3

「事件は現場で起きている!複雑難解なインド法規制の実態に迫る - 製造業者が工場完成までに直面する経理実務の実態を理解する」」vol.3

弊社インド法人のGlobal Japan AAP Consulting Pvt. Ltd.のDirector の田中啓介が、インド進出支援ポータルサイト(運営会社:株式会社チェンジ)で、「事件は現場で起きている!複雑難解なインド法規制の実態に迫る」vol.3として、「製造業者が工場完成までに直面する経理実務の実態を理解する」を寄稿しました。

 

今回のテーマは、インドに進出した日系メーカーがインド国内で工場が完成するまでに直面する経理実務の実態についてです。例えば、南インドのチェンナイにおいて製造を行う企業は、工場建設に際して、土地の確保から建設許可の取得、その他消防許可や水供給、電力、受電安全設備、工場ライセンス、操業許可など、さまざまな許認可・ライセンス等を取得する必要があり、他州においても同様の法令・義務が規定されていることと思います。また、実際の工場建設の現場では、電気や水処理、通信配線等の各種インフラ設備の導入や、製造機械の据え付けなど、工場完成までのプロセスの中で直面する重要な局面において、インド駐在員だけでなく、日本からの出張者が適宜そのサポートに入るケースは多いのではないかと思われます。

 

しかしながら、これら一連のプロセスにおいて発生するさまざまな取引実態を正しく理解し、そして、企業経営や会計監査の観点、さらにはインドの税務、法務、訴訟リスクに至るまで、それぞれの観点から多面的に経理実務を正しく判断・処理していくことは決して簡単ではありません。今回は、そんな製造業特有のインド経理実務の実態についてご紹介をさせていただいております。ぜひご一読ください。

 

http://www.india-bizportal.com/jacomp/column-jacomp/p20511/