Insight Global活用例:プロジェクト管理に活用して生産性を向上させよう

外資系企業では当たり前となっているFP&Aですが、近年、資生堂やNECにも設置され、日本でも徐々に浸透し始めています。
FP&Aは、財務状況の分析から、経営や事業の戦略に対して助言を行うため、会社全体を「大きな視点」で捉え支えるという役割をまず思い浮かべられるかもしれません。しかし実は、それだけにとどまらず、部門やプロジェクトごとなど、「小さな視点」で課題を見つけ生産性を向上させる際にも大いに役立ちます。

例えば、海外グローバル企業では、FP&AはCFO(最高財務責任者)の傘下にあり、各部門やプロジェクトに配置され、そこで財務面の分析•管理を行います。
またFP&Aは、その役割から、「コントローラー」と呼ばれる事もあり、下記の様な業務を担います。

1. 配置先のチームメンバーとして、財務面のアドバイスを行う。
・配置先のチームに加わり、一員としてチームの目標をサポート。例えば、目標達成のためのKPI管理をする。KPIが未達成の場合は、課題を炙り出し、財務面から助言を行います。
・チームメンバー毎の目標や課題を理解して、個別のサポートも行います。例えば、収集したデータから収益性の低いクライアントを特定し、担当者に営業スタイルを変えるよう助言をします。

2.商品・サービスごとの損益分析とKPI管理。
部門・プロジェクト毎の損益計算やKPI管理など、財務面からアドバイスする。例えば、伸び代のある商品を割り出し、人員や資金を投入する。逆に見込みがないプロジェクトに対しては、改善・撤退を勧める。競合他社分析から得られた情報を元に、原価目標をアドバイスをするなどできます。

3.チームと会社の橋渡し役に
チームメンバーにCFOからの方針や財務目標を伝えたり、逆にチームのKPI達成状況をCFO等経営陣に伝えたりするなど、社内の橋渡し役を担います。

4.チームメンバーに財務面での教育を実施。
経営数字・KPIの分析管理、そこから得られた情報を元にPDCAサイクルの中で改善していくノウハウなど、チームメンバーが財務知識を蓄積できるようサポートする。

Insight Globalを、FP&Aコントローラーとして活用

この様に各部門にFP&Aを配置し、・プロジェクト管理を任せれば、会社全体の生産も上がります。しかし、FP&Aのような高スキル人材を多数雇用する資金は、中小企業ではなかなか捻出できないのが現状です。
そこで、グローバルジャパンでは、各部門の担当者がInsight Globalを活用し、FP&Aコントローラーとしてチームの生産性を上げていける組織づくりをご提案します。

Insight Globalでは、AIが会社の全データを自動で分析し、結果をグラフや表で示してくれます。もし、「どの項目をどの様に見ればいいか?」「タイミングは?」「取るべき対策は?」など、専門知識が無くてもご心配は無用です!
Insight Globalは、マイクロソフトのExcelがベースになっているため、誰でも簡単かつ直感的に操作できるような設計になっています。また、弊社には、ITエンジニアやMBAホルダーの公認会計士など専門家がおり、分かるまで丁寧にレクチャー致します。
FP&Aの「小さな視点」を持つことは一見、組織全体へのインパクトは小さいように思えます。しかし、もし、あらゆる部門・プロジェクトの生産性が向上すればどうでなるでしょうか?間違いなく、全体の生産性・収益性も向上するはずです。
ITを活用した経営改善にご興味をお持ちの経営者の皆様、ぜひ、グローバルジャパンと一緒に新たな一歩を踏み出してみませんか?