Insight Global活用事例:工事管理のシステム化で、慢性的人手不足と長時間労働が改善!

クライアント概要

クライアントは、タイやベトナムなど、東南アジアに拠点を持つ日系建設会社です。
近年、東南アジア諸国では、人口の増加、特に購買意欲の旺盛な中間層の増加が顕著で、それに伴いショッピングモールや高層マンションの需要も高まっています。
日本の高い技術は、海外の建設分野でも大いに活用されていますが、競争が激化する中、より効率的にプロジェクトを進め、 高い客満足度を維持しなければ世界で勝ち残ることはできません。
そこで、この会社では、Insight Globalを導入し、国内外全ての工事管理を見直し、DXを促進していくプランを打ち出しました。
では具体的に、Insight Globalのどのような機能が工事管理に役立っているのか、次章で詳しく見て行きましょう。

Insight Global機能と導入成果

・工事情報を一元管理
工事に関する情報は全てInsight Globalに集約されます。工程表、図面、検査結果、原価、顧客など、あらゆる情報がいつでも・どこでも確認・検索することができるため、効率的にプロジェクトを管理できます。
以前は、主に紙でこれら情報を管理していましたが、紙の資料はデメリットがたくさんありました。例えば、欲しい資料を探すのに時間がかかる。荒天や水辺での作業時に資料が汚損する。かさばって作業の邪魔になるなど、現場スタッフが多くのストレスを抱えていました。
現在では、必要な情報は全てタブレットやスマートフォンで見られため、作業効率は飛躍的に向上。現場スタッフのストレスは大幅に軽減されました。

・タイムリーな情報共有
建設業は、他の業界と比較すると、協力関係にある業者や作業員・クライアントなど、外部との関わりが多い業界です。そのため、どうしてもコミュニケーションロスが生じ、「ちゃんと言った!」「いや、聞いていない!」などとトラブルなる事もあります。
しかしインサイトグローバルでは、常に最新の情報に更新、自動で即時共有されます。それら情報は、外部とも共有できるので、プロジェクトに関わる全員が、正しい情報をもとに効率よく作業を進めることができます。

・書類作成機能
日報、工程表、見積書、発注書など各種書類の作成も、インサイトグローバルの中にあるテンプレートに必要事項を入力するだけでOK。書類の保存や、過去の資料を検索する事も可能です。書類はスマホやタブレットから作成・提出、自動で共有されるため、移動など隙間時間を有効活用。現場から直帰できる日も多くなりました。

・承認フロー機能
「申請書を出したのに、なかなか結果が来ない!!」とヤキモキした経験はないでしょうか?紙の場合、申請書がどこにあるのか・どこまで回覧されたかが分かり辛く、問い合わせ作業で何時間も潰れてしまう事もあります。上司や経理部の承認が無いために作業が中断され、プロジェクト進行が妨げられる事も多々あります。しかし、インサイトグローバルであれば、これら承認フロー機能があり、「誰の所で止まっているのか?」といった進行状況がひと目でわかるようになります。

・資材の管理
インサイトグローバルでは、資材の手配や在庫数などの管理も可能です。いつ、どこから、何を、いくらで買ったか。残りはいくつかなど管理が可能です。在庫を適切に管理することで、欠品や過剰発注などの発注ミスや、盗難や粉飾などの不正を防止することに繋がります。

企業のDXはグローバルジャパンがサポート!

建設業は、納期を守るために長時間労働する傾向が強く、労働時間が他業界より長くなっています。また、人手不足と、高齢化が進んでいる点も建設業界の大きな課題です。この現状を打破し、成長を続けるためには、やはりDXを促進が必要不可欠でしょう。「DXは難しそう」、と初めは身構えてしまうかもしれませんが、弊社では、社員の皆様がスムーズにツールを運用できるよう、社内研修にも力をいれています。社員のワークライフバランスを実現し、且つ、生産性を高めたいとお考えのみなさま、ぜひグローバルジャパンとDX推進にチャレンジしてみませんか?